高尾山口駅「トリックアート」

八王子にあるトリックアート美術館は、錯覚と不思議を体験できる美術館です。駅を降りると、目の前に美術館があります。その壁を見ると、人が作業しているように見ますが、実際に近寄ってみると、なんと絵だったのです。実際に「物」「人」がそこにいるかのように描かれた絵を、美術館の様々なところで体験することができます。

中に入ると、ドアがありましたが、入ろうとしたら本物ではなく、絵でした。さっそく錯覚によって騙されてしまったのです。階段があるかのように見えて、それも絵でした。見る角度によって大きさが変わる絵や、見方によって、ある人はウサギに見えたり、ある人はおばあさんに見え、複数のものが一枚の絵に描かれていたりしました。

また、最も面白いのは、絵をバックにして写真を撮ることです。出来上がった写真を見ると、まさにその場所に居るかのような立体感のある絵がバックにあります。今にも崩れそうな崖の上にいるかのような写真が取れたり、片方の人は大きく、もう片方の人はその半分以下の背の高さに映るような写真が取れたりして、帰ってから友達と楽しむこともできますよ。子供から大人まで訪れる人は様々です。

現実の世界とは異なる錯覚の世界へ、足を踏み入れてみませんか?

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