仕事に困ってどうしようもなくなると考えるのが「東京にいけばなんとかなる」という思いです。 確かに日本の首都、東京には人間も仕事も集中しています。 同時に、東京ならではの怖さや落とし穴もあるのです。

（1）ウェブサイト「東京仕事百貨」
ウェブサイト「東京仕事百貨」では、どんな仕事をしたいのかがわからない迷い人に優しい仕事案内人です。 普通の求人情報のような給与・勤務地・勤務時間・職種といった情報の羅列ではなく、仕事場を現地取材してその職場のよさも悪さも正直に伝えようというメディアです。 たくさんの写真に、そこで働く人へのインタビュー、取材者の感想まで生の現場風景を見ることができます。 まるで情熱大陸やプロフェッショナルといったテレビ番組をみているようです。

（2）住み込み仕事
地方から出てきて仕事をする。
頼れる親戚や友達がいればいいのですが、そんな人もいないのに何とかなると東京に出てきてしまったら、まずは住むところから何とかしなければなりません。 住み込みの仕事といえば新聞配達、というのは昔の話です。 今は借り上げ寮を用意しているさまざまな業種の求人がたくさん人を募集しています。 一般事務・営業・医療・介護・美容・理容といろんな職種で住み込み仕事ができるのです。 寮費無料の会社や家族で入居できる寮さえあるのです。

（3）人のために生きる
「人の上に立って会社を思いのままに操る」 「独立して自分の腕一本で世の中を渡り、稼ぎまくる」 そんな人を傷つけるくだらない生き方はしたくない。 であれば、NPOやNGOの仕事を通して人の役に立つ生き方をしてみるのはどうでしょうか。 東京は人や企業が集まるだけあって、NPOやNGOも多数存在しています。 東京都知事から認証されたNPO団体は7,000以上あるのです。 国際協力・環境・子ども・福祉といった分野でたくさんのNPOやNGOが人を募集しています。 力と金がすべてだった高度成長期の価値観を肯定も否定もせず、ただ無関係を貫くには居心地のいい職場になるでしょう。